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加賀の守護大名・富樫家最後の当主である富樫晴貞の墓。富樫氏の本拠である野々市の館を一向一揆に攻められた晴貞は伝燈寺を頼って逃れてきたが、敵の追撃が激しく万策尽きてこの地で自刃したという。本塔の富樫小次郎は本名を晴貞といい、晴貞を弔うために遠孫にあたる加賀藩士・小杉喜左衛門が建立したものであり、左にある五輪塔は昭和29年に建てられたものであるという。