1
2
3
4
5
6
7
8
3638
3643
3669
3717
元乃隅稲成神社は、白狐のお告げにより昭和30年に島根県津和野町太鼓谷稲成から分霊された神社である。この元乃隅稲成神社は切り立った断崖の上に建っていて、眼下には日本海を望むことができる。参道に連なる鳥居は昭和62年から建てられたもので、住民やゆかりのある人々が願いがかなったお礼や祈願の証しとして建てていき、年に12~13基ずつ増加し、今では縁起の良い123(ひふみ)本が並ぶようになり、その日本海を背景にして鳥居が100m以上にわたり立ち並ぶ景観は圧巻の絶景である。今ではこの赤い鳥居をくぐることが人気となっていて、週末や連休になると多くの観光客がこの地に訪れるという。また、この神社の賽銭箱は神主が「何か面白いことをしてみよう」との考えから高さ5mの赤い大鳥居の上部に取り付けられていて「日本でもっとも入れにくい賽銭箱」がある神社として「ナニコレ珍百景」でも紹介されるなど人気を博している。尚、稲荷神社は全国に四万社あるが「稲成」は二社のみであるといい、この「成」は成就に由来し、様々な願いが叶うと言われているという。