いかなる人も踏み迷う

2015年07月

威張らない、怒らない、知識をひけらかさない、面倒くさくない人が好きです。

オレは○○を知っている、オレは○○の知り合いというのはとても格好悪い。

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シワガラの滝。洞窟状の大きな空間となっているところに落ちる全国的にも非常に珍しい滝である。このシワガラの滝は滝そのものは落差10mと至って平々凡々な滝であるが、苔むした緑の洞窟に落ちる滝で、洞窟の外から見ると突き出ている岩盤の内側に滝が流れ落ちているため、その全貌は洞窟の中からしか見ることができないなど、滝を取り巻く空間はきわめて神秘的で幻想的な世界となっている。また、洞窟の中から苔むした岩盤を背景にして滝の写真を撮ると、清涼感に満ち溢れたとても美しい写真が撮れるため滝業界のみならずカメラマンにも人気と知名度が高いとのことである。尚、この滝に行くためには駐車スペースに車を停めてから約1、2キロで約30分の行程だがアップダウンがかなりキツい上に、最後の約150mは沢登りをする必要がある。特に最後に洞窟の中に入っていく際には完全に川の中に入って進まなければならないため長靴を持って行った方がよい。熊出没注意との看板もあるので、軽装ではなくしっかりとした装備と準備をした上でのアタックが必要である。3点、27分、滝壺まで行ける。

人にお薦めされると行きたくなくなり、やりたくもなくなる。

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笠森観音は坂東三十三観音霊場の第三十一番札所で正式名称は笠森寺である。この笠森観音は延暦3(784)年に、最澄が観音像を刻み、山頂に置いたのが始まりと伝えられていて、巨大な岩の峰上に建てられた観音堂はそれぞれ高さが違う61本の柱で支えられた四方が舞台造りという日本で唯一の特異な建築様式である『四方懸造』で国の重要文化財となっている。その四方に脚を下ろし、空中に浮かんでいるかのような観音堂には75段の急峻な階段を登ると上がることができ、四方に巡らされた回廊からは房総の山々を見ることができる。尚、この観音堂は後一条天皇の勅願で長元元(1028)年に建立されたと伝えられてきたが、昭和35(1960)年の解体修理の際に発見された墨書銘から桃山時代に建立(再建か)されたものであることが判明したという。

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